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高次の魂との一体化を成就する

更新日:2022年9月24日

『高次の魂との一体化を成就する』というチョー・コクスイ大師の著作【英語版】があり、これに基づいたコースがあります。その目次を以下に紹介します。この本は、人生の手引きになるような「魂の書」ですので、ぜひ一読をおすすめします。まだ邦訳版は出ていませんが、翻訳が望まれます。


PartⅠ 平和と覚醒のためのツイン・ハート瞑想 愛にあふれる優しさの瞑想


1. 私はあるというものである(I AM That I AM)

2. ナマステ(Namaste)

3. 高次の魂(the Higher Soul)と肉体化した魂(the Incarnated Soul)

4. ハート・チャクラとクラウン・チャクラを活性化することの必要性

5. スピリチュアル・コード

6. 安全にクンダリーニを覚醒させる方法

7. 肉体の浄化と内なる浄化

8. 意識を高めるための方法

9. 静寂に到達すること

10. 集中と瞑想

11. 肉体の運動

12. 平和と覚醒のためのツイン・ハート瞑想


PartⅡ ブルーパールの瞑想 魂の瞑想


13. 3つの恒久種子について、ならびに意識の種子の位置を探し当てること

14. スピリチュアル・コードの詳細

15. 死と霊的な解放

16. バランスをとる呼吸法とカドゥケウスの杖(Caduceus)

17. ブルーパールの瞑想

18. 5つの徳


私達ヒーラーは、ヒーリングを行うときは、最期まで最善を尽くして行いますが、結果的に肉体の癒やしが追いつくことなく、魂が移行の時期を迎えられるというケースに出合います。この度、依頼を受けた80才代のクライアントは白血病を患い、さまざまな抗がん剤を試されていました。しかし、どの医学的な治療法も効果が出せないと分かった時、ご本人がプラニック・ヒーリング施術を受けることを決められ、学ぶことにも挑戦されて、レベルⅠを受講されました。80才代でヒーリングを学ばれるとは本当に素晴らしいことで、私も精いっぱい講義をさせていただきました。


クライアントには何回かのシリーズでヒーリングに関わらせて頂いていましたが、最期の期間になったのは、亡くなられる2ヶ月前のことでした。ヒーリングを行うときにクライアントをスキャンすると、白血病やがん特有のオーラの形をしていることがわかってきました。しかしヒーリング後は、オーラが通常の卵型に近づきました。ヒーリングを始めて間もない頃は、オーラを浄化するためにとても時間がかかりましたが、週3回の施術を繰り返すうちに、オーラが少しずつ清浄になっていきました。内臓浄化や血液浄化も定期的に行っていったからです。一方で、病気による心理的負担を取り除くためのプラニック心理療法も行いました。そのおかげだと思うのですが、ちょっとした身の回りのことをできる日があったり、それまで精力的に取り組んでおられた仕事にまた取りかかってみようかと言われたりする日が最期を迎える直前までありました。ヒーリングは白血病のプロトコルが主となっていましたが、転んで体を打ったり、肺炎になったりする都度、応急的なヒーリングも追加しました。ヒーリングが頻繁になるにつれて、ヒーラーの娘さんや、娘さんの友人たちがヒーリング・チームに加わりました。



肺炎が悪化して、医師からも先が長くないという話があってからは、さらに多くのヒーラーたちが1日におきにヒーリングをしました。その頃から、上の方のチャクラが比較的大きくなって、それまで大きかった下のチャクラとのバランスがこれまでの傾向と違ってきていました。私はヒマワリや優しいオレンジ色やピンク色の花を持って、クライアントをお見舞いし、「高次の魂の一体化を成就する」コースで私が学んだことを耳元で話してお聞かせしました。天に向かう過程でどんなことが起こると思われるか、心の準備のようなことです。うなづきながらベッドの上で聞いていらっしゃいました。それから3日間ご家族と素晴らしい時間を過ごされ、3日後に体を離れられたとの連絡を娘さんからいただきました。最期まで苦しむことなく安らかに旅立たれたとのことでした。すぐにヒーリングをストップして、魂の移行が順調でありますようにと祈りを込めて、OM MANI PADME HUMの慈悲のマントラを唱えて魂を慰めました。


自分で治す、きっとよくなる、少しずつ体調が変化してきたときも、自分の家で最期の時を過ごすと決められて、強い意志力と生命力で生き抜こうとされた素晴らしい生き方をみせていただき、最期にヒーリングで関わることができて、とても幸せでした。また、多くを学ばせて頂きました。ご家族、自分の時間とヒーリングスキルを提供して手伝ってくれたプラニック・ヒーラーたちに心から感謝しています。ご冥福と仏様の祝福と慈悲を心からお祈りしています。ありがとうございました。合掌

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