top of page

内なる仏教の教え

更新日:8 時間前

〜四諦と八正道、そして、マントラ「オーム・マニ・パドメ・フム」の奥義〜


現代社会においても、約2500年前にインドで悟りを開いたブッダ(釈迦)の教えが、今なお多くの人に心の支えを与えています。


「ただ伝統だからといって信じてはならない。権威者が言ったから、経典に書いてあるから、有名な先生が言ったからという理由で信じてはならない。」と教えました。


自分の理性と経験によって、『これは善いことであり、害を及ぼさない』とわかったことのみを、実践しなさい。」とも諭したそうです。


チョー・コクスイ大師は世界中のあらゆる伝統を研究しました。仏教に関しても「仏教の内なる教え」として提供してくれました。Vajrayana Buddhismと呼ばれる、チベットやエジプトの仏教の流れをくむ教えを、プラニック・ヒーリングと阿羅漢ヨガの教えとして伝えたのです。


今回はブッダが説いた教えの核心と、慈悲のマントラ「オーム・マニ・パドメ・フム」とのつながりを見ていきます。


ブッダは、人生には「苦(思い通りにならないこと)」があると説きました。

老い、病、死、愛する人との別れ、満たされない欲望などです。欲望自体が悪いのではなく、不健全な欲望のとりこになることが苦の原因であり、中庸が大切だと説きました。


その苦しみには原因があり、それを理解し、乗り越える方法があると示しました。これが「四諦(したい)」という教えです。四諦は、病という観点では、以下のようにも捉えることができます。


苦諦:苦しみの存在(苦悩)

集諦:苦しみの原因(病気の原因)

滅諦:原因をなくせば苦しみも消える(病は治療することができる)

道諦:苦しみを超えるための道(処方薬)(=八正道)


その道である八正道とは、ブッダが示した「病を治す八つの処方薬」です。正しく見る・考える・話す・行う・生活する・努力する・気づく・集中する、という心と行動の調和の道です。


ブッダの教えは、インドからアジア各地へと広がっていき、様々な流れに分かれました。日本には大乗仏教として広がります。小乗仏教、大乗仏教、そして、インドの後期密教と融合し、チベットに伝わった仏教の一派で重要視されているのが「マントラ(真言とも訳されます)」です。


マントラとは、サンスクリット語で「神聖な言葉」「音の力」を意味します。特に密教(真言宗・チベット仏教)において中心的な役割を持ちます。


マントラは単なる言葉ではなく、仏や菩薩の本質的エネルギーを音として表したものです。繰り返し唱えることで:


心の浄化と静けさ

意識の集中

慈悲や智慧との一体感


などが生まれ、瞑想や祈りの効果を高めてくれます。


「オーム・マニ・パドメ・フム」のマントラは、チベット仏教で最も広く知られるものの一つで、観音菩薩の慈悲のエネルギーを象徴します。


その意味は「金色の蓮の中の青い真珠」= The Blue Pearl in the Golden Lotus。この象徴は、魂の中にある純粋な光(青い真珠)が身体の「ある」部位にあり、慈悲という蓮の中で開かれていく様子を示しています。


唱えるだけで、自他を癒し、空間にも安らぎをもたらすと言われています。



マントラの深い理解には、エネルギー体やチャクラの知識も重要です。

マントラを唱えることで見えない体ーエネルギー体やチャクラの中にあるシードーいわゆる霊的な毒を浄化してくれるのです。性格の弱点ともいえるスピリチュアルなポイズン(毒)を自然に取り除いて清浄にし、変容させ、新たな良い徳の種を蒔くことを助けます。


プラニック・ヒーリングの中で体系的に学ぶ7つのチャクラを超えた11の主要チャクラの理解により、マントラの働きもより深く体感できるようになります。


ブッダが語ったことは、簡単には以下のようなものです。

「私の教えをそのまま信じてはならない。金を試すように、自分で確かめてごらん。」


四諦や八正道も、マントラの響きも、実践を通じて初めて意味が宿ります。慈悲と平静の響きを感じてみてください。


ウエサク祭の時期に毎年これを思い出し、学びなおしています。

今年も5月の満月ウエサク祭🌕️に向けて、八正道の学びを含めたオーム・マニ・パドメ・フムのマントラを使った、スピリチュアルな毒、性格の弱さ・欠点を自然な形で浄化することに取り組んでいます。


プラニック・ヒーリング レベル1では、このような教えの一部を入れながらヒーリング体系を学んでいただきます:


実践:マスターコーによる「アンカーザライト」で無料の瞑想体験をどうぞ。


📌【関連記事】▶ オーム・マニ・パドメ・フム – 金色の蓮の中の青い真珠

📌【関連記事】▶ 大祈願-The Great Invocation

Comments


bottom of page