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長野(野沢温泉村)でのワークショップ



過ごしやすい季節になりました。10月の3連休に長野県の野沢温泉で「Nozawa Art &Retreat」が開催されました。会場となったのは自家源泉の宿「げんたろう屋」さん。旅館の壁面いっぱいに鮮やかな絵画が描かれています。http://gentarouya.com/



メインイベントのアートセラピーのワークショップでは、シュタイナー思想を取り入れた描画の時間を持つことができ、思い思いに絵を描く時間を持つことで、大いに精神と感情が解放されました。



このイベントの1つを担当させて頂き、「YOUR HANDS CAN HEAL YOU-セルフヒーリング・ワークショップを持つことができました。プラーナ(気)のエネルギーを使ったエーテル体の浄化についてのお話と、実際に自己ヒーリングを行って頂きました。参加して下さった地元の方々は、身体が動きやすくなった、肩や背中の痛みが軽減した、などの感想をくださいました。また、講座前後で体が柔軟になったことを皆で確認しました。少し時間を置いて変化を感じたと、翌日教えて下さった方もいました。


さて、野沢温泉は、長野県の北部、広大なブナ原生林に抱かれた野沢温泉村にあります。そのブナの森から生まれる『野沢の湯』は、自然に湧き出ているため、鮮度が高く良質、豊富な湯量から、日本屈指の名湯と言われています。引用:https://nozawa.jp/



温泉街の中心にある「大湯」ほか、野沢温泉には13か所の外湯と呼ばれる無料の共同浴場があり、14番目の有料の外湯「ふるさとの湯」には赤ちゃんや小さなお子さん連れの家族で賑わっていました。どの温泉も「あつ湯」と「ぬる湯」にわかれており、お好みの熱さの湯に入ることができます。あちこちにある外湯は、その周辺の住民の方々が管理維持をされているそうです。地域の皆様のおかげで旅の者も湯を楽しめるのです。ちなみに、ほとんどの湯はぬる湯であっても驚くほど熱いのですが、宿泊した「げんたろう屋」さんの湯は、熱いのが苦手でも入り易い湯でした。私はあつ湯で十分温まり、外湯も楽しんで、温泉の前に設置してある「小さな木箱の温泉」に卵を浸からせ「温泉玉子」を楽しみました。


野沢温泉にある30余の源泉の一つ「麻釜(おがま)」はもともと麻を茹でていたので、その名がついたようです。今は、村人のための大きな台所であり、熱々の湯気の立つ大きな調理場で野沢菜や温泉玉子を温泉水で調理している村人の様子を実際に見ることができました。この環境を維持している村全体が素晴らしいと感じずにいられませんでした。




麻釜近くには、温泉街を見下ろす曹洞宗の「薬王山健命寺」があり、こちらは「野沢菜発祥の地」ということでした。その付近の樹齢何百年もの杉林の中に「湯沢神社」が建っていました。村全体がヒーリング(癒やし)の神様と仏様に守られ、豊かな温泉が村の人たちだけでなく、訪れる旅人の日常をも癒やしてくれる、村全体が大きなスピリチュアルセンターでした。また訪れたいです。







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