2024年7月にプラニック・ヒーリングとアルハティック・ヨガのマスターであるStephen Co先生による2つのクラスが開催されると分かり、プラニック・ヒーリングレベルⅠ&Ⅱ&Ⅲを学んだ生徒さんたちと一緒に台湾を訪れることになりました。予約開始の間際に台湾地震も起こりましたが、きっと大丈夫と早々に各種予約を行いました。
台北市の会場にたどり着くと、大勢のPranic Healing Taiwanの生徒さんがボランティアをされて、アジアをはじめ世界中から訪れた人々が快適に学べるようにチームで運営を行って下さっていました。本当に心からの温かな歓迎で、快適で楽しい時間になりました。
プラニック風水の翌日から2日間Arhatic Yoga(アルハティック・ヨガ)の準備コースが開催されました。アルハティックとはArhatすなわち阿羅漢(悟りを得た人)を目指すという意味であり阿羅漢ヨガと呼ぶこともできます。これは、ハタヨガ、バクティヨガ、ラーヤヨガ、ブルーパール、アルハティック・クンダリーニヨガ、アルハティック・ディヤンなど様々なヨガが統合されたものを指します。これは宗教や信仰に関係なく、全ての魂が成長するために体系的に作られています。アルハティック・ヨガを実践することは、プライベートなスピリチュアル・スクールに通うようなものです。教会や道場に通う必要はなく、日々のスケジュールを組んで各自家で行うことができます。
アルハティック・ヨガの起源についてはチョー・コクスイ大師のThe Origin of Modern Pranic Healing and Arhatic Yoga(現代プラニック・ヒーリングとアルハティック・ヨガの起源:日本語訳仮題)に、開発された経緯が書かれています。チョー・コクスイ大師は、ご自身の肉体を使って2人の透視能力のある人たちと実験を行い、現代社会に生きてヨガを安全に実践することができるように、ヨギ(ヨガを実践する者)が実習中に直面する可能性のある問題を提起し、それに対処する解決法を見つけ出して本に書いて残しました。
最初に、アルハティック・ヨガの5つの柱について、順に教えられました。第一の柱はエネルギーをプラグインする際に最も重要な礼式について教えられます。第二の柱は、浄化について身体の浄化や呼吸法、人格形成の方法について教えられます。チョー大師はプライドと自己欺瞞は、根絶しなければならないと説いています。もし弟子が急速な霊的成長を望むなら、プライドはなくすことが難しい最後の弱点の一つのであろうと言っています。第三の柱は瞑想。アルハティック・ヨガは、ハタヨガ、バクティヨガ、ラーヤヨガ、ブルーパール、アルハティック・クンダリーニヨガ、アルハティック・ディヤンなどで成り立っており、順に学びました。第四の柱はタイジングと奉仕。息を吸うばかりではエネルギーがいっぱいになりすぎて、実践が続けられなくなります。息を吐くかのようにタイジングと奉仕を行っていくことが大切です。エネルギーを入れることと出すことをバランスよく行っていく必要があります。第五の柱はスタディです。教えがサットグルから弟子に伝えられるとき、弟子の能力次第で曲解が起こると教えの退化が起こってしまいます。そこで、教えの純粋性を維持するためにチョー・コクスイ大師は本に記しました。弟子は自分の先生から教えを学ぶだろうけれど、サットグルの本を研究しなさい(STUDY)と書かれています。
そして、クンダリーニ症候群など、スピリチュアルな実践の間に直面する可能性のある問題や、安全に実践するための注意点が示されました。至れり尽くせりの内容でした。
今回私たちは「高次の魂との一体化を成就する」や「オーム・マニ・パドメ・フム」や「開示される仏教の内なる教え」からの教えも頂くことができました。マスターコーは、生徒のたちの反応をよく見ながら、様々な切り口から教えて下さり、各コースの内容のつながりのわかる深遠な内容を学ぶことができました。なかでも、霊的な教師が「内なるテルマ(Terma)」つまり内なる教えを弟子の意識の中に埋め込むことがあるという話に興味がわきました。またいつか、これらのコースを再度深い形で学ぶ時が来るのを楽しみにしています。
アルハティック・ヨガは、2010年に初めて準備コースを学んで以来、世界のあちこちで、コースの再受講やリトリートに参加してきました。マスターコーに会ったのは2012年のことでした。それ以来、コー先生から学び続けており、アルハティック・ヨガ・リトリートでは他のマスターからも教えてもらうこともあります。コロナの間はオンラインのリトリートが開催されたので大変助かりました。これからも学びと実践を続けて行きます。
チョー・コクスイ大師のアルハティック・ヨガを最適な方法で教えて下さった、Master Stephen Co先生、台湾センターのAllen Chenさん、Amy Liuさん、ボランティアさんたち、翻訳機の手配をしてくださった米国センター、日本の生徒の指導を丁寧にして下さったKei Okubo先生、プラニックヒーラーのMark Sadovさん、一緒に学んだ日本の生徒さんたち、ありがとうございました。今回は、これまでの実践経験やマスターコーからの週6回のAnchor The Lightなどを通した振り返り、繰り返しの学びによって年々理解とアウトプットの力をつけています。それによって、マスターコーが話されることを日本語に変換して伝えるという通訳の仕事にも関わることができました。長く実践していることで、微力ながらも日本の新規や再受講の生徒の皆様のお役に立てたことが大きな喜びでした。これからマスターたちの教えの奉仕者としての仕事を継続して参ります。
沢山の方々のおかげで「アルハティック・ヨガ準備コース」そして「プラニック風水」をしっかり学べたことに感謝しています。心からの感謝を込めて、ありがとうございました。感謝。謝謝。Thank You. 関連記事:
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