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プラニックヒーリング・ジャパン

『上級プラニック・ヒーリング』日本語訳の出版を迎えて

更新日:2023年5月26日



『The Origin of Modern Pranic Healing and Arhatic Yoga』(未邦訳)という本には、チョー大師の生い立ちから始まり、現代プラニック・ヒーリングが完成していった経緯が記されています。プラニック・ヒーリング体系を確立したチョー大師の仕事は彼が十代の時に既に準備が始まり、18年以上の月日を必要としたと書かれています。特にこれが完成されることになる1987年までの5年間は、チョー大師が「プラニック・ヒーリングを食べて、飲んで、寝た」という表現が出てくるほどに、「生涯で最も骨が折れる、困難な時期だった」と書かれています。(The Origin of Modern Pranic Healing and Arhatic Yoga10章P119-120)


チョー大師の仕事は、ネネット師とマイク師という2人の高度なクレボヤント(透視能力のある人)に検証してもらう形で進められました。2人一緒に実験を行うのではなく、チョー大師が2人に別々に検証してもらって、得られた結果が一致したときに結果が取り入れられました。


こうやって、検証に検証を重ね、科学としての現代プラニック・ヒーリングが1987年の終わりに生まれ、『Master Choa Kok Suiによる、プラニック・ヒーリングの古代の科学と技術』という書名で英著で出版され、その後30ヵ国以上の言語で翻訳出版されました。


このタイトルの「古代(Ancient)のヒーリング」というのは、アート(Art)と呼ぶ技のようなものであったわけで、現代のプラニック・ヒーリングとは全然比べ物にならず、この題名は不正確と判断されて、後に「Miracles Through Pranic Healing」と改題されています。(最新版日本語「奇蹟の径路 プラニック・ヒーリング」がこれに当たります。)


上級プラニック・ヒーリング、つまり、『色のプラーナ』によるプラニック・ヒーリングについては、当初は、先に述べた最初の著作の初版の1章に含まれていました。色のプラーナによる上級プラニック・ヒーリング(Advanced Pranic Healing)の研究はだいたい1983年にスタートしました。これが開発されるための困難な仕事は、約9年間を要したと書かれています。そして、1992年にAdvanced Pranic Healing がついに完成しました。現在24ヵ国以上で翻訳出版されています。それによってアートの段階にあったヒーリングが、科学として成熟します。


最初に出版されていたAdvanced Pranic Healing(白い本)には、色のプラーナの分量については言及されていませんでした。次に版を重ねた紫の本には、どの色を何呼吸用いるというように色のプラーナの分量がすべてのプロトコルに細かく追加されました。これによって色のプラーナを照射する目安が示されヒーリングし易くなりました。それに従って、翻訳本にもこの膨大な仕事が追加されることになったほか、日本における著作権の問題、最初の著作を新タイトルで出版する必要性などを求められ、まずそれを先に終える必要が出たことなど、様々な事情があり、たいへん時間がかかりました。そのようなわけで、日本での2023年6月にようやく初めての上級の日本語訳の出版を迎えます。日本語版のタイトルは『上級プラニック・ヒーリング 色のプラーナによる最新のエネルギー療法システム』となり、日本は世界で25ヵ国目の翻訳出版となります。


チョー大師によると、中国の医療気功、磁気ヒーリング、霊気、シャーマンのヒーリング、他のヒーリングスクールでは色のプラーナを用いていません。色のプラーナによる上級ヒーリングは、チョー・コクスイ大師によって開発されたプラニック・ヒーリング独自の技術です。このことをしっかり受け止め、この本の類まれな価値が尊重されるべきであると改めて感じています。


6月に完成次第、皆様のお手元に届けられることになります。医療や癒やしの専門家から家庭における癒やし手まで、たくさんの方に手に取って頂きたいと思います。


最後に、この書籍を発行するに当たり、これまでにプラニック・ヒーリングに関わってこられ、ご尽力なさったすべての方、プラニック・ヒーリングを学ばれたことがあるすべての方、この度の発刊に際して医療用語や、言語面でサポートを頂いた各方面の専門家の皆様、「上級プラニック・ヒーリング 翻訳チーム」として入念なチェックやデザインを手伝って頂きました、チョー先生の生徒の皆様に感謝と敬意を申し添えたいと思います。心より感謝を込めて、ありがとうございました。そして将来プラニック・ヒーラーになるたくさんの若い世代の方々のために。


本は6月に完成予定で準備出来次第、プラナプロダクツ出版のWebサイト(PC版のみ、モバイル版は作成途中)にて、ご案内の予定です。

PranaProducts合同会社/プラナプロダクツ出版https://www.pranaproducts.jp/













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