6月の満月の瞑想会は新潟市内でオンラインも併せて、以下のマスターコーのビデオを見ながら行いました。タイトルは「満月の瞑想:内なる嵐を静める」といった感じでしょうか。
Full Moon Meditation: Calming the Inner Storm"
その中に印象的な話が2つ含まれていました。1つ目は聖書の引用です。
【マルコによる福音書4:35-41】
イエスを載せた舟で岸を渡ろうとしたとき、突風が起こって舟が波をかぶり水浸しになるほどであったのに、イエスが枕をして眠っていた。弟子たちが起こしたところイエスは風を叱り、湖に「黙れ。静まれ。」と言うと風は止み凪(なぎ)になった。(参考:日本聖書協会)
・風、波そして突風(嵐)= 欲望を持つ「肉体」,ドラマを演じる「感情」, 飛び交う「思考」をあらわしている。
・イエス = I AM すなわち「高次の魂」を象徴している。
嵐に遭ってもイエスが「眠っていた」のは、「肉体」「感情」「思考」を制御し「静寂」や「気づき」を成就しているとのことです。そう思って読むと、聖書をお話としてだけではなく、より深く読むことができます。
2つ目は、御者が三頭の馬の手綱をとって、鞭を振りながら走る絵です。これは以下のように説明されています。
御者 = 「わたし、高次の魂」
3頭の馬 = 「肉体」「感情」「思考」
手綱 = スピリチュアル(霊的)コード
鞭 = カルマ
肉体、感情、思考という3頭の馬を乗りこなす「御者」としての「わたし」の在り方について図解で分かりやすく説明しており、大切なことは「わたし」は「肉体」でも、「感情」でも、「思考」でもないスピリチュアル(霊的)存在であるということを「悟る」ことが大切ということを理解することができます。満月の日のパワフル瞑想はいつでもビデオで見ることができます。
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